いつの日か霧が晴れて

nay3の研究ノート

結果主義という落とし穴

アドラー心理学との出会いによって目を開かれたことは沢山あるが、そのうちの1つは「今の自分よりも前に進もうとすることに価値がある」という考え方だ。他人との競争に勝つのではなく、昨日の自分のやらなかったことに取り組んだり、昨日できなかったこと…

怒りの文化についての考察

私は、習慣として怒っている人たちの間には、ある種の共通的な文化があると感じている。この記事では、そのことを紹介してみたいと思う。 私がこの文化の存在に気づいたのは、アドラー心理学と出会うよりも2〜3年くらい前のことになる。 気づいた当初、私…

子供への接し方を変えてみた

私は「怒るほうが都合が良ければ、怒ることを気に入る」という仮説に辿り着いた。そこで、私はこの仮説を、自分にとってのもう一つの重要課題である、子供の教育に役立てようと考えた。 最初のステップとして、怒りを用いることが、勇気を挫かれていることと…

怒る習慣はどこから来た?

いったい私は何のために怒りを作り出しているのか? アドラー心理学の本を読みながら、真っ先に気になったのは、子供時代のことだった。

アドラー心理学と「怒り」

怒りが自分の人生に与える影響について悩むようになっていた私は、岸見一郎氏の著作を通じたアドラー心理学との出会いによって、大きなヒントを得ることになった。そこで、それが具体的にどんなヒントだったのかをご紹介したいと思う。

「怒り」の探求

私の生まれ育った家では、夕食前になると、たいてい母や子供たちの誰かが怒っていた。それも毎日。 怒りやすい自分、怒りやすい家族。私はどうして「怒り」の問題を解決したいという気持ちを持つようになったのか。アドラー心理学との出会いで何が起きたのか…